商品取引を行う時には、値下げ交渉のタイミングが大切です。
直接対面をして行うことが必要だということはわかってはいても、タイミングが合わなければ難航する可能性もあります。
そこで、メールで値下げ交渉をするという選択肢があります。
ここでは値下げ交渉をする時のメールの書き方と例文を紹介します。
値下げ交渉のメールは間違った書き方をすると印象が悪くなることも考えられるので、慎重に行いましょう。
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目次
値下げ交渉メールの書き方のコツ
- ・メールで値下げ交渉をする時には、信頼関係を崩さないように言い回しに注意することが必要です。
- ・お願いするという立場を意識して、出来るだけ謙虚な姿勢を意識した文面を心がけましょう。
- ・値下げ交渉をする時には、なぜ値下げが必要なのかということを相手に説明することが必要です。
- ・根拠となる資料がある場合には、メールに添付するようにしましょう。
- ・値下げ交渉をする時には、今後の付き合いについてもお願いしておくことが大切です。
- ・日頃の感謝の気持ちと変わらぬ付き合いを文面に記載することを忘れないようにしましょう。
値下げ交渉のメールの例文_1(自社の事情)
件名:価格交渉について
株式会社〇〇商事
営業部 〇〇 様
いつもお世話になっております。
〇〇株式会社、営業部の〇〇です。
この度は、貴社から購入しています製品の価格について、検討していただきたい件がございます。
失礼とは思いましたが、メールでのご連絡となりました。
実は、円高傾向が進んだことにより現在のままの単価では、弊社的に厳しい状況が続く可能性があります。
この状態を脱却するために商品の値下げを検討していただくということは可能でしょうか。
貴社の製品の性能の良さを弊社としましては、これからも更に広めていきたいと考えております。
何卒よろしくお願いいたします。
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〇〇株式会社
〇〇部 〇〇
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値下げ交渉のメールの例文_2(他社製品との比較)
件名:価格についてのご相談
株式会社〇〇商事
営業部 〇〇 様
平素よりいつもお世話になっております。
〇〇株式会社、営業部の〇〇です。
早速お見積りのご連絡をいただきましてありがとうございました。
弊社としましても大変魅力的な商品なので購入を考えておりますが、
他社の〇〇も検討をさせていただいております。
失礼ながら相見積もりをとらさせていただきましたら、
貴社の80%程度のお見積り提示がありました。
つきましては、誠に恐れ入りますが弊社の希望額とやや隔たりがございますので
2割程度価格を下げていただけないかと考えております。
大変厚かましいお願いであることは重々承知しております。
ご検討いただけますと幸いです。
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〇〇株式会社
〇〇部 〇〇
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